Coming Soon NPO法人ボーダレスファウンデーション理事 山田 果凛

わたしのHOPE
他者や未来を想う 愛に溢れた世界

「誰かのため」「未来のため」と思う気持ちは、きっと誰にでもある。そんな一人一人の「あたたかい心」を社会全体にめぐらせ、いつどこに生まれても、「全ての子供たちが自由に夢を描く社会」を創りたい。

HISTORY

これまでの歩み

  • 14

    貧困問題に興味を持ち、ボランティア活動を始める

    父とのインド旅行中に5か国語を話す物乞いの少年に出会い、「努力しないから貧乏なんだ」という思い込みが破壊され、ボランティア活動を開始。

  • 15

    家庭崩壊を経験し、貧困当事者になる

    親が借金を抱え離婚。伯母に姉弟で引き取られ、今度はいろんな人にボランティアしていただいた。「貧困問題」が他人事だった自分を猛反省。

  • 19

    TobiraCafeを起業

    ボランティアをしたいが、家庭の経済的理由もあり稼がないといけない。50人以上の人に相談し、ソーシャルビジネスという言葉に出会い、起業。

  • 23

    ボーダレスファウンデーション設立

    「世界を変える」会社づくりに再挑戦を決意した矢先に田口さんと出会い、ボーダレスファウンデーションを設立。

わたしの物語 わたしの物語

01

なぜ社会活動家に

私が初めてボランティアに参加したのは、インドの孤児院でした。その孤児院の院長先生からいただいた言葉が、私の出発点です。

「あなたの目の前にあるチャンスは、多くの人には与えられなかったものですよ。」

例えば、私は「今日、学校に行こうかな?どうしようかな?」と考えることがありました。以前の私は「面倒だからやめよう」「やる意味がないかもしれない」と思い、行動を起こさないことも多かったのです。しかし、院長先生はこう続けました。

「やろうかな、と思えた時、それはチャンスなんです。」

世界には、毎朝2時間かけて水を汲みに行かなければならない子どもたちや、親の仕事を手伝わなければならない子どもたちがたくさんいます。彼らには「やろうかな?」と考える余裕すらありません。

「チャンスを与えられた人が、与えられなかった人たちのためにそれを活かす勇気を持てば、人生も世界も良い方向に大きく変わる。」

この言葉が私の人生を大きく変えました。不登校をしていた私は学校に通い、様々なプログラムに応募し、起業する——すべての選択の背後には、これまでボランティア活動を通して出会ってきた子どもたちの存在がありました。彼らのことを思い出し、勇気を出して一歩を踏み出してきた結果、私は社会活動家になりました。私の小さな一歩を支えてくださったすべての方々に、心から感謝しています。これからもチャンスに感謝し、より良い社会をつくるために努力を重ねていきたいと思います。

恩師である院長先生との出会い

02

なぜボーダレスファウンデーション?

高校生の頃からお世話になっていたメンターに、「Tobira Cafeが3年かかってようやく黒字になりました」と報告に行きました。メンターはじっと私を見つめ、こう問いかけました。

「…でもな、コーヒー売ってて世界は変わるんか?あなたはイイコトをして満足なのか、それとも本当に世界を変えたいのか、どっちなんや?」

その言葉に心を揺さぶられ、私はもう一度、本気で「世界を変える事業づくり」に挑戦しようと決意しました。3年間一生懸命取り組んでやっと黒字になった事業よりも大きな事業を、もう一度ゼロからやり直すには相当な覚悟が必要でした。大規模な社会事業を行う国内外の企業でインターンをさせていただきながら、「世界を変えるにはどうすればいいのか?」と日々考え続けました。

貧困問題は、あらゆる社会課題の原因にもなれば、また多様な社会課題の影響も受けています。だからこそ、貧困に取り組むのと同じくらい、他の課題へのアプローチも重要。そして、それぞれの課題に向き合う人々が連携することが、最も効果的な解決策になると確信しました。まずは貧困分野の第一人者になって、それから他のアプローチも支援できるような枠組みを10年以内に作りたいと考えていたころ、ボーダレスジャパンの田口さんに出会い、ボーダレスファウンデーションの立ち上げに取り組ませていただけることになりました。

まだ一事業の結果も出せていない自分に対して、このような機会をくださった田口さんに感謝しています。

TobiraCafeの写真、田口さんとの写真

03

次のチャレンジは?

限られた人生の時間を、世界平和の実現 のために全力で使いたいです。
その結果、一人でも多くの子どもの役に立てるなら、それ以上の喜びはありません。

人の役に立つためには、まず自分が成長し続けるしかない。
大きな目標を立て、日々挑戦し、学び続けることが、私の使命だと思っています。

直近の個人的な目標は、単に目の前の困っている人を助けることにとどまらず、
「大胆な社会改革を描きながら、目の前の課題にも真摯に向き合うスキルを習得すること」です。

世界を変える大きな事業をファウンデーションに関わってくださる皆様と実現したいです。社会をよりよくする非営利サービスがこれからファウンデーションでたくさん立ち上がっていくことにワクワクしております。これからも挑戦を続けます。ファウンデーションの応援をよろしくお願いいたします。

MEDIA / AWARD

メディア出演・受賞歴

PROFILE

山田 果凛

2001年兵庫県生まれ、タイと沖縄育ち。大阪大学人間科学部在籍。14才からボランティア活動を始め19才でTobiraCafeを起業。23才でボーダレスファウンデーションを設立。子どもの未来がいかに簡単に、子どもの力の及ばない世界で握りつぶされてしまうのかを当事者としても経験しているからこそ、「全ての子供たちが自由に夢を描く社会」創りに取り組む。World OMOSIROI Awardやハーバード模擬国連最優秀議員賞を受賞。

わたしが働く会社

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